損をする形

こんにちは！ユキヤマです。ビアガーデンが楽しみな季節になってきました。

伊達利夫先生のわくわく囲碁教室から、石の形について考えたいと思います。

上の写真です。

白が右辺に侵入しようとしています。これは阻止したいところです。

どうやって止めますか？

 

 

ハイを打って止めようとしました。もう一手かけるとぴったり止まりますね。

 

 

でも次は白番です。

白が出てきて、これではケイマの突き抜けです。よくありません。

 

そのまま、ずるずると右辺へ侵入を許してしまいました。

 

 

では、どうすればよかったのでしょうか？

 

 

黒Aに対し、白Bはハザマです。

ハザマにケイマでした。

 

 

 

続いて別の形です。

 

 

黒は、そろそろ左下をしっかり囲いたいと思いました。

どう打ちますか？

 

 

トビました。

このあとどうなるでしょうか？

 

 

白、出切りです。これは困りました。

では、黒はトビではなく、どう打てばよかったのでしょうか？

 

 

この場合もケイマが形でした。

 

何気なく打った手で損をすると悲しいですね。

逆だったらラッキーですが。

 

石の形には気をつけたいです。