わくわく囲碁教室

隅の死活を考える

こんにちは。ユキヤマです。

対局中、一手入れるか入れないか、重大な問題ですね。

 

一手入れたら安全だけど、相手に先手を取られる。

入れなくて先手を取れたとして、後で手を入れなかった場所を破られたりしたら大損です。

 

無駄な手入れは「一手パス」「一手と一目の損」ということで、

できるだけ避けたいところですが。

 

伊達利夫先生のわくわく囲碁教室からです。

上の写真の後、3手進みました。

白が切ってきたところです。

左上の黒5子は大丈夫でしょうか?

 

これは隅の死活問題です。

 

この死活が分かるということは、

切られる前にツギを打つべきか、

切られても大丈夫なので別のところに打っていいのかという、

手入れの必要性が分かるということですね。

 

この場合、割り込みからオイオトシが成立します。

ということで、手入れは不要でした。

 

 

では、もし、オイオトシが成立しないとして、

左上はどうなるでしょうか?

 

 

 

正解は、広げて生きでした。

 

と、いうことは、問題図に戻り、この形で、左上の▲にツギは必要ありませんでした。

 

 

無駄な一手は減らしたいですね!

ヨミのトレーニングをしたいと思います。

LINEで送る
Pocket