わくわく囲碁教室

形をととのえる

こんにちは!ユキヤマです。

今シーズンはまだ一度しか雪山に行っていません、ユキヤマです。

 

将碁友の会の上達応援の中に、タイムトライアルっていうメニューがあります。

中身は石の形の問題集です。

対局していて、ちょっとアタリが見えていないなーとか、調子が良くないなと感じるときは、

タイムトライアルを解いたり、入門ドリルのDとかEの問題を解いたりしています。

 

入門ドリルは、名前からすると簡単そうだけど、DやEは結構難しいです。

長手数のシチョウ問題なんかを、石を置かずに考えたりするのにもいい練習になります。

 

タイムトライアルは石の形なので、死活の問題とは違って、

「こういうものなの?」と思うところもありますが、

問題を解いているうちに、いつの間にか調子が戻っている気がします。

 

さて、伊達利夫先生のわくわく囲碁教室から上の写真です。

再掲します。

 

黒2子がアタリです。どうしますか?

 

 

左上の白石は生きています。

ということは、生きている石にくっついている黒2子はカス石です。

喜んで差し上げました。

 

白は2子を取り上げました。

しっかり生きている石が2子を取っただけなので、大勢に影響はないかと思われます。

問題はこの次です。

 

黒はどう止めますか?

 

 

 

素直に止めてみました。

 

よく見てください、この形、黄色の○が付いた石はアキ三角です。

さらに、■のキリも残っています。

このキリ、シチョウは大丈夫でしょうか。ゲタは?

でも、のちのちに弱点になるかもしれませんね。

 

 

もっといい形で止めることはできないでしょうか?

 

 

カケツギの形で止めてきました。

さらに白が出てきても、ぴったり止まります。

キリも怖くなくなりました。

 

ちょっと工夫することで、途端にきれいな形ができました!

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